9月号 真穴子
- tohoku-taberubu
- 2014年10月3日
- 読了時間: 2分
今回は宮城県石巻市から、漁師の中里さん父子から届いた真穴子!
AIU東北食べる会ではあなご煮にして食べさせて頂きました!穴子にあまり馴染みのないメンバーも多かったのですが、食べてみると皆に大好評!食べて涙するメンバーもいました。とってもふっくらしていて、優しい、忘れられない味でした^^
9月号「真穴子」のサブタイトルは、「豊穣の海に未来を描く父子鷹」。
石巻市では震災の影響で漁師の数も減り、地域内でも漁業関係の仕事に携わりたいという若者はごく僅か。そんな中で、少しでも多くの人に漁師の楽しさ、良さを分かってもらいたいと奮闘する中里さん父子のお話が綴られていました。
9月26日に東北食べる通信の高橋編集長にAIUにお越し頂き、お話を聞く機会がありましたが、その際に聞かせて頂いた、石巻の地元の高校生のエピソードがとても印象的で、心に深く残っています。彼らは震災後、何か地元の役に立つことがしたい、という思いが今までより一層強くなったそうです。しかし、彼らに漁業関係の仕事に就きたい人は、とたずねると……なんと0、たったの一人も手を挙げなかったそうです。私たちとしても考えさせられるお話でした。
さゆり
近年の若者の第一次産業離れは深刻ですが、震災の被害の大きかった石巻でさえ、漁業が敬遠されているという事実にとても驚きました。
今のように、おいしく安全な食事を続けていくには、誰かがその気持ちを行動に移さなければなりません。
中里さん父子の想いが、いつか若者たちの心にも届く日を待ち望んでいます。
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