小野寺さんち!!!
- tohoku-taberubu
- 2015年8月5日
- 読了時間: 3分

だだちゃ豆農家・小野寺紀允さん、貴紀さん兄弟に会いに山形県鶴岡市まで行ってきた。
夕食を頂いていたら紀允さんから某CMで回鍋肉を頬張る女の子に似ていると言われ…。
美味しいものに目がないのは周知の事実か^^;
期末試験を終え、家の片付けもままならないうちに電車に揺られて3時間、庄内平野は広かった。秋田、特にAIUの周りは森が多いが、見渡す限りのだだちゃ豆畑、田んぼ。気持ち良い風。あぁ来てよかったなぁ。
着いて早々、農場の横で紀允さんが主に営まれている農家レストラン「菜ぁ」でお手伝い。店内はひぃおじいさまが建てられたという日本家屋だが、とてもモダンで落ち着いた空間。地元のお客さまも多かったが、県外からもたくさんの方が見えており、大繁盛。お昼の営業が終わったところで紀允さんからだだちゃ豆のレクチャー。私もだだちゃ豆博士に!? 接客の短い時間の中で、お客さまが何を求めておられるのかを見極め、情報を提供し、満足していただく。そのためには色々な観点からだだちゃ豆を知る必要がある、という紀允さんからだだちゃ豆の歴史から栄養価までたくさんのことを教わった。有機栽培で作るというのは、無農薬、無化学肥料栽培で作るということだが、それだと安全性は守られても美味しさには直結しない。土の中の微生物環境を良く保てるように有機肥料を入れるという土づくりこそが有機栽培の腕の見所。小野寺さんちでは、その土にこだわっておられるのでとっても美味しいだだちゃ豆が取れる。13夜の月に照らされた庄内平野を見ながら頂いただだちゃ豆とビールは最高だった。紀允さんにとってだだちゃ豆は人とつながるためのコミニケーションツールらしい。人が喜んでくれること、それが自分の喜びとなる。絶対お客さまを満足させると言う紀允さんのトークはうまかった。見習わなければ。
次の日、貴紀さんと一緒に枝豆の出荷お手伝い。取ってきた枝豆を枝から外し(ここは機械)、洗って選別し袋詰めに。洗うときは洗濯用ネットに入れて脱水機に!!! 洗濯機ってそんな使い方があったのか…笑 選別の作業は意外に大変。有機栽培で農薬を使っていないため、安全だが虫に食べられているものも多い。あまりにもひどいものは売り物にならないので、1つ1つ手作業で選別。腰、痛い。笑 だだちゃ豆は糖度が高いために酸化しやすく、鮮度が落ちやすいのが難点で、今まであまりほかの地域に出荷されることはなかった。クール便など流通手段の発達、Pプラスという酸化を防げる袋が開発され、全国に出荷出来るように。お手伝いに来られている地域の方と一緒に作業させてもらったが、最後は貴紀さんが自分の目で品質チェックし、袋をシールで止め。貴教さんは気さくで本当に優しいが、だだちゃ豆には厳しい。笑 決して楽しいことだけではないだだちゃ豆作りだが、貴紀さんのひたむきな姿が印象的だった。
秋田の訳のわからない大学から来た、どこぞの馬の骨ともわからない私にも
とても親切にしてくださり、だだちゃ豆と庄内の良さをを教えてくださったお二人に感謝感激雨嵐。。。
わかこ
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