8月号 だだちゃ豆
- tohoku-taberubu
- 2014年9月11日
- 読了時間: 2分
8月号は「だだちゃ豆」。今回は、山形県庄内地方でとれた枝豆の品種であるだだちゃ豆をずんだ餅に、加えて今月の「おかわり食材」であった、数少ない国内産ラム肉は秋田産の野菜と共にジンギスカン焼肉にして美味しくいただきました。調理中につまみ食いした、だだちゃ豆の旨みも忘れられませんが、自然の甘みが強く残るずんだもちも大好評でした。
この地域には美味しい食べ物がたくさん残っている-----。今回、東北食べる通信が焦点を当てたのは「食の都」山形県庄内地方。この地域には日本で古くから種が守られ、受け継がれてきた在来作物、そしてそれを使った伝統料理がたくさん残されているそう。だだちゃ豆もそんな在来作物のうちの1つです。
そして、今回届いただだちゃ豆を育てているのが、小野寺農園さん。東北食べる通信に綴られた、ご家族それぞれの言葉からは、地元の味や食材が結ぶ人と人、人と土地の絆について改めて考えさせられました。
また、今回いただいたラム肉は庄内出身、庄内育ちという貴重な純日本産。自然交配など伸び伸びと育てられた羊たちは、処分に困っただだちゃ豆のさやを食べ、臭みのない上質な肉となったそうです。独特のくせを失わず、しかし臭みのないラム肉はシンプルに塩コショウで焼いて味わいました。
そして今回は、なんとなんと、東北食べる通信に興味があるという、東京の首都大学の学生の皆さんがわざわざ秋田までやってきてくださり、みんなで一緒にテーブルを囲みました。
みんなで食べて、考えて。食を、第一次産業を考える輪をこれからもどんどん広げて行きたいです。ただちゃ豆、ラム肉、ごちそうさまでした!
さより
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